2012年09月18日

ピンチさんのハッピーホースマンシップ

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乗馬を始めてからというもの、分からない事ばかりすぎた私は高い馬術書も買いました。
まぁ、馬術書の高価な事といったらそのまま競技人口の少なさを表しています。
大学の教授が自分の出版物を生徒に売りつけるようなもんです。

お買物上手な私ですから、鬼のようにレビューやネットサーフィンで良さそうな本を探して買いました。
なので、それなりのベストセラーを手に入れて読んではいましたが、それを頭で理解できても馬上では理解できないのです。

それと、人間のやるべきことについては色々書いてるんですが、肝心な馬という動物については…こう、なんて言うか…感受性の無い説明が多くて、ひとつもためになりませんでした。

だから、ずーーーーーっと馬ってどういう動物なんだろう?とか
何を考えているんだろう??と思っていたわけです。

そこで、私は何冊かの動物行動学の本に出会ったのですが「馬の専門書」というのはまだ無いのです。
もしくは、あったとしても日本語訳が無いのかもしれません。
とにかく、読んでみたい馬術書は洋書ばかりです。
そして馬用語の沢山入っている洋書というのは、辞書で引いても分からない単語ばかり。
読み進める事が困難なのです。

はてさて、
そうこうしているうちに出会いがありました。
私にこの本を教えてくれた方がいるのです。

邦題は「馬と仲良くなれる本」です。

この題名を見た時に「それそれそれ〜!そういうのが知りたかった!」と思いました。

この本の凄いところは、終始「馬の言葉」で語られているところです。
人間が主役ではないです、あくまで馬が自分の気持ちを語る事で乗り手に「どういうふうにボクを上手に扱ってくれたら、上手く乗れるようになるか、仲良くなれるか。」を教えてくれるのです。

相手の立場に立って物事を考える事はどの世界に行っても重要ですよね。
馬と人間の間には言葉ありませんから、一層そういうことが重要になるのです。

内容も凄くいいです。
もの凄く高い馬術書に書かれている事が、いとも簡単に分かりやすく子どもにも分かるように伝えられています。

細かいところまで行届いたムダの無い文章です。

この本を読んで、なんでこういう本が今まで日本には入ってこなかったんだろうと思いました。
とはいえ、このタイミングで出会えたことにも感謝。
勧めてくれた方には大感謝。

馬をはじめた人や、コレからはじめたい人。
みんなこの本をまずは読んでみたら良いと思います。
そして、馬に乗った事の無い人にもお勧めです。
読み物としても面白いと思います。

個人的には英語の乗馬用語を説明を織り交ぜながら教えてくれるのが好感が持てました。
乗馬は欧米の文化なのでそちらの言葉の方で知った方が面白いです。
また、購入しやすい金額とソフトカバーも好感持てます。

馬の取り扱いから騎乗まで、その内容は可愛い見た目と違って、あなどれません。
馬の動かし方ひとつとっても、それすらできていないインストラクターなんて山ほどいることに気づきます。

馬を動かすのに、叩く必要も引っ張る必要もないんです。
人が引くから、馬が引くようになります。これは犬の散歩も同じです。
posted by もも at 15:45| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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