2012年07月06日

馬が合うとか合わないとか。

「馬が合う」の本来の意味は息がぴったり合うってことらしいですが、私は「気が合う」とか「しっくりくる」とかの意味で捉えてます。

人間関係と一緒で「馬と人」の関係も合う合わないがあって、放っておいても合うもの同士は近づきます。

磁石みたいに、放っておいても近づくのがポイントです。

あのお客さんはこの馬が好きなんだな…っていうのが分かります。
これはお互い個性があるから自然なことなんだけど、だからこそ純粋で面白いなぁと思って眺めてます。

私が苦手な馬が大好きなお客さんがいてね〜。
もの凄い好きなのが伝わってくるから、その純度の高い「情愛」を目を細めて眺めています。

なので私にも「馬が合う」馬がいます。
私は毎回同じ馬でレッスンを受けるわけじゃないし、倶楽部にはたくさんの馬がいるので、馬達の個性を知るにもかなり時間がかかります。
特にサンデーライダーは馬と接する時間も機会も限られているのでね。困難でもあります。
よく当たる馬は、それだけ傾向が分かるようになったり、馬の方も私のことを認識してくれるようになります。

馬の方から私の個性を認識しはじめてくれると…なんだか関係がガラッと変わる気がします。

馬が好きな人は、多分その馬が何を考えているのかとか、何をしたいのかとか、どうすると喜ぶかとか、全身を第六感みたいにして感じ取ろうと努力してると思うんだけど、最初はさっぱり分からないわけです。
それでも少しずつ時間と経験と信頼関係が積み重なって第六感の精度が上がっていくんだと思うんだけど、ある程度気持ちが繋がるようになると「どうなる」か…

馬が「私の為」に動いてくれるようになるんですよ…。
「走ってあげても良いよ〜♪」と馬が私の為に思ってくれてるんでしょうね。

馬の思いやり…。これも純度が高そうです。
(手に入れようと思っても手に入らないものかも)

とはいえ、私の技術がまだまだなので馬がせっかく動いてくれてもついていけなかったりするんだけど。
それでも私のへなちょこな扶助にもよく反応してくれたり、バランス崩しても我慢強く走り続けてくれたり。
本当にありがとうって感じです。

地面で馬とちゃんとコミュニケーションとれるようになると、自分の足りない部分を馬が上乗せしてくれるんだな。
私ももうちょっと上手に乗れるように頑張るよ…って気になります。

こういう風に気持ちが繋がるんだということが分かると、やはり自馬を持つのが自然でしょうね。
日本だと環境的にも金銭的にも叶いませんが、海外の乗馬事情を知ると羨ましくなります。
自宅の庭に馬を放し飼いとか…いいな。

草食動物って面白いなと増々思う今日この頃。
やっぱり動物もそれぞれ面白さが違ってイイです。
犬も猫も馬も、それぞれ生態が違うみたいに魅力も違う。全部可愛いです。

基本的に乗馬達は馬房で「ぽーーーーーー」っとしたり「きょとん」としたり、たまに驚いて慌てふためいたり、ちょっとした小競り合いを暇つぶしにしつつ、ごはんを食べたり…それ以外の時間は人間達を観察してるんですよ。

だから、馬に嫌われると…乗馬が上達しないというよりも馬が能力の出し惜しみをするんです。
「お前の指示はあんまり聞きたくな〜い。」と静かに心を閉ざすんですよ。ひひひひ。
それに気づくのは乗馬歴とか技術じゃなくって、心のあり方の問題でしょうね。

馬は鏡のように乗り手を映し出してくれますよ。無意識も全部、隅々まで明確に。
こういう経験は犬や猫とのパートナーシップではできないので面白いんです。
posted by もも at 00:50| Comment(0) | つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。